2010/11/28 (日)父の長い1日
私の父はご存知の通り(?)頑固の最上級を絵に描いたような人で、
過去のいきさつから、先生嫌い・保険嫌い・銀行嫌い・病院嫌い・政治批判・オリジナリティあふれる健康法を日頃から実践しており、
私は本当に幼い頃から嫌な目にあいまくり(最近では私の結婚式に来てくれなかったり)、人生の中で苦手No.1の人が父なのです。
ただ、最近私自身色々な方々にお世話になるうちに、自分の性格が丸くなってきて、父に対しても「まあいっかー。」と前向きに考えられるようになりました。
とは言っても、普段思っていてもなかなか父に対して気の利く事も言えず、私の人生の課題は父に対して優しく接することができるようになるかだなーーーと思っていた矢先。
どうも先月から、父は話をしようとしてもアレソレばっかりで、手先も器用に動かせなくなり、計算もできなくて、山って漢字もかけなくなったということで、
家族のみんなご近所さんも心配して「病院行き!」「ひどくなったら大変やで!」と説得しようとしたものの、さすが頑固の最上級『いや、いかん。放っとけ。』と怒って行こうとしませんでした。
で(お待たせしました)、昨日の夕方、
公衆電話から私の携帯に電話があり、何だと思うと母からで、「今日は手に麻痺があるみたい、歩きにくそう。実家来てーーー!」と言われ、あわててハンバーグのタネを手からはがして準備して帰省。
実家に帰ってみると、父の「いらんことすなーー!」という猛烈な罵声に負けずに親戚の方が病院に電話をかけてくれて「あと10分で来るから、それまでに説得して。私救急車迎えに行くから。」と言われ、母は祖母の介護にまわっていたので、部屋には父と私2人きりになりました。
以下、ほんと普段の授業やドラマのように流暢に言葉も出ず、噛み噛みでしたが、
私頑張ってみました。
「お父さん、みんな心配して病院で診てもらおって言ってるねんで。私も、」
「今元気なうちに診てもらお。」
「意識なくなってからじゃ、自分の思うようにできひんで。」
「病院で検査して話聞いて、どうするかはお父さんが決めたらいいよ。」
「これからはO(姉の子)だけじゃなくて、私の子供も生まれたら見たいやろ?」
っと、私と父の過去の喧嘩っぷりを知る先輩や知人が聞いたら、ギャーと叫ぶくらいの一生分の思いやりを口に出しました。
父は何も言いませんでした。
救急隊員の方が来たときも、
父は何も言いませんでした。
自分の足で救急車に乗り、
寝台に寝て、私を見て(たぶん私の名前が言えないのでしょう)付き添うように訴えていました。
※余談ですが、病院の受け入れ先がなく、1時間弱ほど高速道路の分岐点で待機しました。ほんと救急でも急いで救ってくれない日本の医療の仕組みが心配です。
車中、救急隊員の問診を側で見ていると、
父はどうやら、自分の勤め先・名前・生年月日・・・単語という単語が出なくなっているようでした。
病院が見つかって、集中治療室に入り、簡単な検査の結果を聞きました。
CTのレントゲン写真を見ると、脳に大きな影が2つあり、脳梗塞ということでした。入院です。
早期発見でもなく・・・半身麻痺までの重度までは進んでおらずで、
正直、頑固者の父が入院するタイミング的には絶妙だったと言えます。
おそらく、今回説得できていなかったら次は意識なかった状態で搬送されてたな・・と思いました。
父は血液がサラサラになる薬の投与を受けていました。
「お父さん、血がどろどろなんやって(笑)」
「はやく病気分かってよかったなあ(笑)」
こちらの言葉は分かり、意識ははっきりしている感じでした。
昨日は長い1日でしたが、
今日からは父の店の店番や祖母の介護、通院などを家族みんなで分担する日々が始まります。
大変なことですが、前向きに捉えられてる自分も成長したなあ~と思いました。
1日1箱以上の喫煙。多量の飲酒。塩分の摂りすぎ。
脳梗塞は、生活習慣病の1つです。
回復したら、父は自主的に禁煙するんじゃないでしょうか。
脳梗塞の原因となるのは、食習慣(塩分取りすぎ)・飲酒・喫煙・肥満などで、是正することで発病予防や再発予防になります。禁煙すると数年で効果が現れ、非喫煙者の状態に近づくといわれています。
脳梗塞死亡率の危険度は、たばこ20本吸う場合で約3倍です。糖分や脂肪の取りすぎ、多量の飲酒、運動不足 脳梗塞も生活習慣病の1つであり生活習慣を改善することが最も大切です。
喫煙されてる皆さん!!!
人事じゃ、ないですよ(笑)



